英国王室御用達の安くて美味しいチョコレート「キャドバリー(Cadbury)」

Cadbury Assortment (キャドバリー アソートメント) 4 x 120g - Dairy Milk, Fruit & Nut, Whole Nut, Caramel (デイリーミルク、フルーツ&ナッツ、ホールナッツ、キャラメル 4種) 【並行輸入品】【海外直送品】

僕が暮らすイギリスのスーパーマーケットに必ず置かれているお菓子といえば、キャドバリー(Cadbury)のミルクチョコレートです。大人にも子供にも大人気のキャドバリーですが、侮るなかれ、200年近い歴史を持つ王室御用達製品なんです。

今回の記事では、このリーズナブルな価格で楽しめるハイクオリティチョコレートについて紹介します。

キャドバリーの歴史

キャドバリーの歴史は、ジョン・キャドバリーがバーミンガムに日用品店を開業した1824年にさかのぼります。彼がこの店でココアとチョコレートドリンクの販売をはじめると、これらがたちまち人気商品となりました。

1831年にはチョコレートの商業大規模生産を開始し、街の小さいなお店だったキャドバリーは、全国規模のチョコレート会社に変わっていきます。

1905年には、現在でもキャドバリーのメイン商品となっているデイリー・ミルクの販売を開始しました。このチョコレートは、すぐに全国の家庭で大人気となります。

そして、1955年には、エリザベス女王より王室御用達の称号を授与されます。比較的高級なブランドが選ばれる傾向が強い中で、快挙と言ってもいいんじゃないかと思います。

2010年には、クラフト・フーヅ(現モンデリーズ・インターナショナル)の傘下に入り、現在ではその1ブランドとして、これまでと変わらず世界の人々に愛されています。

キャドバリー定番の3商品

キャドバリーのチョコレートには色々な種類がありますが、ここでは個人的なおすすめを3つ紹介します。

デイリーミルク

このブランドの看板商品です。生乳を原料として使っているためか、濃厚なのに非常にまろやかです。色んな形状の製品があるのですが、個人的には小さなスポンジ状になっているBista Wispaが好物です。

イギリスのスーパーで置いてない店はないというくらい、イギリス人の生活に欠かせない存在になっています。

僕のオフィスの引き出しにも、家の冷蔵庫にも、常にデイリーミルクの小袋がストックされています。

フルーツ&ナッツ

こちらはプレーンのデイリーミルクと人気を二分する大定番商品で、レーズンとナッツ(アーモンド?)が散りばめられています。

デイリーミルクだけだとちょっと食感が物足りないという人におすすめです。

チョコレートドリンク

最後にちょっと変わり種として、チョコレートドリンクを紹介します。いわゆるホットチョコレートの元です。

変わり種と言っても、イギリスでは非常に有名で人気があり、そもそもキャドバリーはチョコレートドリンクの店としてはじまったので、むしろ王道なのかもしれません。

使い方はミロなんかと一緒です。このパウダーに温かいお湯か、ミルクを注いで混ぜれば出来上がりです。

味もミロを想像してもらえばそれほど遠くないと思いますが、子供にはたまらない飲み物ですね。

チャーリーとチョコレート工場のモデルにも

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ジョニー・デップ主演で映画化もされたイギリスの児童文学「チャーリーとチョコレート工場」。作者のロアルド・ダールは、幼少期にキャドバリーから試食サンプルをもらっていたことや、キャドバリーがライバル会社から秘密を守るために製造工程をひた隠していたことなどから発想を得て、この作品を書いたようです。

また、「チャリーとチョコレート工場」のリアル版として有名なのが、バーミンガムにある「キャドバリー・ワールド」です。ここは、キャドバリーの工場見学やチョコレートに関する展示やちょっとしたアトラクションが楽しめる施設で、人気の観光スポットになっています。

実はワールド内は完全に撮影禁止になっており、どんなものがあるかはあまり知られていませんが、「チャリーとチョコレート工場」にあるようなチョコレートの滝などがあるそうです。

バレンタインデーの義理チョコに

日本で買う場合、カルディーなどの輸入食材店で売っていることがあるようです。輸送費のせいかイギリスで買うよりは若干高くなってるみたいです。

アマゾンなどのオンラインショップでも買えます。

普通に美味しいので3時のおやつにしてもいいですが、個人的にはバレンタインデー用の義理チョコにおすすめです。

そもそも、バレンタイデーにチョコレートを送るきっかけになったのは、ビクトリア時代に創業家のリチャード・キャドバリーがバレンタインデーのプレゼント用に綺麗なチョコレートボックスを発売したのがきっかけとも言われています。

義理チョコといっても、こんなトリビアと英国王室御用達というお墨付きがあれば、それなりの説得力(?)はあるんじゃないでしょうか。

***2016年1月12日追記***

バレンタインデーの由来やチョコレートの関係について別の記事にしました。合わせてご覧ください。

バレンタインにチョコレートを渡す風習はビクトリア時代のイギリスに由来

2016.01.13