Remember the 5th of November! 11月5日はガイ・フォークス・ナイト

fireworks

11月5日はイギリスでは誰もが知っている記念日「ガイ・フォークス・デイ (Guy Fawkes Day)」です。

今回の記事では、花火でお祝いをするこの記念日とその名の由来となった「ガイ・フォークス」を紹介します。

イギリスきっての人気悪役「ガイ・フォークス」

ガイ・フォークス・デイ、あるいはガイ・フォークス・ナイトは、1605年の11月5日に起きた火薬陰謀事件 (Gun powder plot)の実行犯の一人であるガイ・フォークスにちなんで名付けられました。

熱心なカトリック教徒であったガイ・フォークスは、カトリックを弾圧していた当時の国王、ジェームズ1世とその他多くの政治家を暗殺するために、国会議事堂の地下に大量の爆薬をしかけました。

けれども、あとちょっとのところで発覚し、あえなく御用となってしまいました。

国王への反逆はもちろん大罪なので、彼は残念ながら(?)絞首刑にされてしまうのですが、現在でもイギリス随一の悪役として、記念日にその名を残しています。

権力と戦ったということから、彼の行動を高く評価する声も多くあり、日本でいうねずみ小僧のように扱われることもあります。

ちなみに英語で男の人を「guy」と呼びますが、この単語はGuy Fawkesから来ているようです。

彼については、以前にこのブログでも紹介した「Anglophenia」という動画シリーズの中に、非常によくまとめられたものがあるので載せておきます。英語ですが、興味のある人はチェックしてみてください。

彼の存在は現在でも反体制の代名詞となっていて、ハッカーグループ「アノニマス」のマスクもガイ・フォークスがモデルになっています(この動画を見る限り、マスクが安いという実用的な理由もあるようですが、、、)。

Remember remember the 5th of November

ガイ・フォークスと火薬陰謀事件は、イギリスでは誰もが知っています。こんな歌詞のわらべ唄にもなっているくらいです。

Remember, remember,

the fifth of November,

Gunpowder Treason and Plot.

彼の名にちなんだガイ・フォークス・ナイトは、 現在では「ボンファイヤ・ナイト (Bonfire night)」や「ファイヤワークス・ナイト (Fireworks night)」とも呼ばれています。

ボンファイヤとは焚き火やかがり火のことで、毎年11月5日に国王の無事を祝ってガイ・フォークスの等身大のわら人形を燃やすという風習に由来しています。

最近ではこの風習はなくなりつつあるようですが、花火 (fireworks)を打ち上げるという習慣はイギリス各地で残っています。

僕の家の近所にある大きな公園でも、毎年この日は千人を超える人が集まり、夜空に浮かぶ美しい花火をモルドワイン(シナモンなどの香辛料と砂糖を加えて温めた赤ワイン)やビールと共に楽しんでいます。

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現在では、国王の無事がどうこうというよりは、花火とともにお祭りを楽しむ口実にしているといった感じです(1月は正月で酒が飲めるぞ〜♪ってやつですね)。