ネイティブにも難しいlieとlayの違いと覚え方【紛らわしい英語】

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何回勉強してもすぐにこんがらがってしまう紛らわしい英単語No.1と言っても過言では無いのが、lieとlayでしょう。毎年多くの受験生を苦しめている英単語でもあります。

その意味が、横たわる、あるいは横たえるのどちらかであると知っている人は多いかもしれませんが、きちんと使い分けるのは非常に難しいですね。

実際、日本人に限らず、ネイティブでもきちんと使えない人がいるようです。今回の記事では、この二つの動詞の違いを説明します。

BBCによる説明

このlieとlayを紛らわしいと感じているのは、日本人だけでは内容で、例えば、イギリスのBBC world serviceのウェブサイトにもアメリカからこんな質問が投稿されていました。

What's the easy way to remember the difference between lie and lay ?

lieとlayの違いを簡単に覚える方法は何?

BBCによる解答は、以下のとおりです。

Perhaps the easiest way to remember the difference, Antonio, is that lay is a transitive verb which needs an object to complete its meaning and lie is an intransitive verb which functions without an object and is followed normally by a phrase of place.

多分一番ラクなのは、layは目的語をとる他動詞で、lieは目的語がいらない自動詞で、後ろに場所を表すフレーズが来る。

layは目的語をとるのでその意味は『(何かを)横たえる or 横にする』、lieは目的語を取らないので、『(自分自身が)横たわる or 横になる』というわけですね。

それは分かったけど、どうやって覚えたら……

そんな人のためにOxford Dictionaryのサイトに載せられていた覚え方を紹介します。

横になるのlieは、recline on the bed(ベッドに横になる)、何かを横にするのlayは、place the book down(本を横にする)という例文とともに覚えましょう。

reclineのliの部分+発音とplaceのlaの部分+発音をそれぞれlieとlayに結びつけるわけです。

動詞の変化は覚えるしかない

さて、lie or lay問題を一層ややこしくしているのは、これらの動詞の過去形、過去分詞形です。ここでは注意する点が二つあります。

(1) lieの過去形とlayの現在形は同じlayです。どちらが使われているのかは、目的語をとっているかどうかと、文脈で判断することになります。

(2) 横たわるという意味のlieと、嘘をつくという意味のlie(下の表ではlie*と表示)は、過去形、過去分詞形の形が違います。特に文章を書いたり、話たりする際には注意する必要があります。

現在形 過去形 過去分詞形 進行形
lie lay lain laying
lay laid laid lying
lie* lied lied lying

lieとlayの違いを学ぶ動画

日本人にはホントにお手上げのlieとlayですが、これは日本人のみならず、世界各国の英語学習者やネイティブにとっても難しいようです。

そのせいか、lieとlayを解説してくれている記事や動画が沢山あるのですが、そのうちの一つを紹介します。

全て英語なので、中級者以上が対象ですが、学習者向けにわかりやす話してくれていますので、是非一度見てみてください。

ちなみに、この動画はシリーズ化されており、多岐に渡る内容が掲載されています。

基本的な文法や単語の学習から、TOEICやTOEFLの具体的な対策まで紹介されていて、その対象レベルも様々に設定されているので、英語学習者は必見です。