美しいイラストで描かれた世界地図『MAPS』シリーズ【ブックレビュー】

Maps Poster Book
今回紹介するおすすめの洋書は、アレクサンドラ&ダニエル・ミジェリンスカ夫妻による世界でも大人気の地図絵本『MAPS』シリーズです。

大人から子供まで、みんなが楽しめるとても素晴らしい本です。

美しいイラストで描かれた世界各国の文化

『MAPS』は、そのタイトル通り、世界40ヶ国あまりの地図が描かれた本ですが、いわゆる既存の世界アトラスと違うのは、その全てが非常に美しく、且つポップなイラストで描かれているということです。

作者は、ポーランドの人気絵本作家アレクサンドラ・ミジェリンスカ、ダニエル・ミジェリンスカで、この二人が三年の歳月をかけて作り上げた地図絵本です。

各ページには、地図だけでなく、各国の名所、名産、文化など、様々な情報が描かれています。もちろん日本に関するページもあります。

富士山や新幹線、相撲、寿司などのベタなものはもちろん、テレビゲーム、漫画、ガンダム、女子高生など、最近の日本を象徴する(?)文化まで幅広く載せられています。

MAPSの日本

MAPS POSTER BOOKの日本のページ

世界の多くの国が、こういった形で紹介されており、行ったことのない海外の国や文化について知ることができるのはもちろん、海外の人から見て、日本はどういう国だと認識されているのかを考えるきっかけにもなります(例えば、野球が載っていることとか)。

本のサイズが大きいというのも高ポイントで、床に置いて子供と一緒に見るのもおすすめです。児童書として扱われていますが、間違いなく大人でも楽しめる本になっています。

『MAPS 新・世界図絵』『MAPS らくがきワークブック』

2013年の発売以降、世界中のブックレビューで絶賛されている『MAPS』ですが、現在では、この『MAPS』に加え、『MAPS POSTER BOOK』、『MAPS -Activity Book』といった派生本も発行されています。

『MAPS POSTER BOOK』は、各国のページを本から切り取ってポスターにできるようになっています。掲載されている国の数が少し減っていますが、日本はちゃんと掲載されています(僕が持っているのはこの本です)。

『MAPS Activity Book』は、白地図に色を塗ったり、自分で絵を追加したりして遊べるようになっており、こちらは基本的には小学生くらいの子供向きかもしれません。

この本を読めば、知らず知らずに他の国に対する興味が増したり、地理の知識アップにつながることは間違いありませんが、そんなことを抜きにして、パラパラと眺めているだけで楽しい時間が過ごせる本です。

自分で楽しむのはもちろんですが、海外では手軽なプレゼントとしても人気があるようです。

いずれの本も、イラストが中心なので、英語が苦手でも楽しむことができると思いますが、『MAPS』、『MAPS-Activity Book』は、『マップス 新・世界図絵』、『マップス らくがきワークブック』として、徳間書店から日本語版も出ているようです。