【海外の反応】海外から見た日本2(オバマ大統領から新幹線の天使達)

先月の「海外から見た日本」では、AKB48が出演するTV番組や、マッチョカフェについて海外の反応を紹介しました。今回も日本に関する最近の言及で、僕が個人的に気になったものを紹介していきます。

オバマ大統領がアメリカと日本を比較

2015年5月18日付けで自身のツイッターを始め、早くも300万近いフォローを集めているアメリカのオバマ大統領が最近こんなツイートを発信しています。

Per population, we kill each other with guns at a rate 297x more than Japan, 49x more than France, 33x more than Israel.

人口当たり、我々は(アメリカは)、日本の297倍、フランスの49倍、イスラエルの33倍以上が銃で殺し合っている。

サウスカロライナ州の教会でおきた痛ましい銃乱射事件を受けての発言だと思われます。この297倍という統計の出所は不明ですが、これが本当だとすると、改めてアメリカという国の恐ろしさ、そして日本のように銃の所持が一般には認められていないということが、いかに素晴らしいことかについて考えさせられます。

段ボール箱で作る即席プライベート映画館

次はやわらかい話題です。日本人による、段ボールをくり抜き、そこにタブレットやスマホをはめ込んで作ったプライベート映画館が紹介されています。下記に引用したように、この発明(?)は好意的にうけとられているようです。

Japan is known for its quirky trends that don't always make sense to the rest of us, but this latest one might be a winner: the Cardboard Theater.

日本は、我々には時々理解できない一風変わったものが流行ることで知られているが、今回のものはありかもしない。それは、『段ボール映画館』。

Yes, it looks a little ridiculous, but remember, Japanese inventors have been behind a number of odd creations that ultimately turned out to be pretty popular outside of Japan: karaoke, sushi and, of course, the Walkman.

確かにこれはちょっと馬鹿げたものかもしれない。でも思い出して欲しい。カラオケ、寿司、そしてウォークマンのように、一見変わった発明だけどやがて世界中で大人気になるようなものを日本人は数多く産み出しているということを。

外国人には理解できない日本語の表現「顔が広い」

英高級紙The Independetのオンライン版で、翻訳できない10のイディオムの1つとして日本の表現が紹介されていました。それは、「to have a wide face」、いわゆる「顔が広い」という表現です。この表現が取り上げられること自体は特に不思議ではないのですが、気になったのはこの表現の由来が、

reality, as men with wide faces supposedly earn more money and are more attractive to women

顔の幅が広い男はお金を沢山稼ぎ、女性にもてるとされているという現実

からきているかもしれないと書かれていることです。むしろ顔が小さい方が女性にモテると思っていましたが、どうなんでしょうか。

「ハーフ」のミスユニバース日本、宮本エリアナさん

日本人の母親とアフリカ系アメリカ人の父親を持ついわゆる「ハーフ」で、ミスユニバース日本に選ばれた宮本エリアナさんに関する記事です。ハーフゆえにツイッターなどで非難や揶揄されていることや、日本のメディアにはあまりとりあげてもらえないという彼女の発言などが紹介されていました。

日本では彼女がどのように報道されているのか分かりませんが、少なくともツイッターでの誹謗中傷などは非常に残念です。ハーフに対する差別は、そのハーフという表現含め、現在でも時々問題にはなっているものの、ハーフ人口の少なさゆえか社会全体の問題としては十分に取り上げられていない印象があります。今後、日本にも移民が増えてくれば、この問題はますます一般化するかもしれません。

何はともあれ、宮本さんには日本代表として日本の魅力を世界中にPRしてもらいたいですね。

新幹線の清掃スタッフに対する海外の反応

「日本に対する海外の反応」ネタとしては有名どころですが、新幹線の清掃スタッフの様子が、英語版のYouTubeで紹介されていました。日本にいると当たり前に思えてしまいますが、海外の人から見るとやはり感動するのかもしれません。確かにイギリスに来た当初は、その電車の汚いことにはしばしば驚かされました(ユーロスターだけは新幹線並みに綺麗な印象があります)。

現在、日本は新幹線を世界各国に売ろうと奔走しています。新幹線のモノとしての素晴らしさだけではなく、正確な運行システムや、ここで紹介されている清掃などのサービスのノウハウも含めて、高く評価してくれる国があると良いのですが。

まとめ

今回紹介した中で、個人的なお気に入りは段ボール映画館の記事です(全体的には、先月の方がパンチがあった気がしますが、、、)。日本国内では、「日本人は海外に比べて独創性がない。」とか、「日本人は欧米の真似ばかり。」といった言説を見聞きすることがあります。もちろんそういった時代もあったのでしょうが、現在では、日本のクリエイティビティーは世界でも高く評価されているのではないかと思います。

海外のメディアが日本について紹介している記事やニュースを見ると、納得できないことも多いのですが、海外ではそういった紹介のされ方をしているんだということは十分に認識しておく必要があるでしょう。また、海外について紹介している日本のメディアの情報も鵜呑みにしないように注意したいですね。