毎週英会話学校に通っているのに英語が全く上達しない3つの理由

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英会話学校に通っている人のほとんどが、忙しい合間をぬって、しかも高い月謝を払って毎週のようにスクールに通っているのに、英語が全然上達しないと悩んでいるんじゃないかと思います。

僕が思うに「毎週のように英会話学校に行ってるのに英語が全然うまくならない!」というのは当然のことです。

そして、スクールの先生もそれを知っているし、本当は実際に英会話学校に通っている人も薄々気づいているんじゃないでしょうか。

そもそも「英会話学校に行って英語喋れるようになった人」って、英会話学校の広告以外では見たこともありません……。

今回の記事では、英会話スクールでは英会話が上達しない3つの理由を書いてみたいと思います。

ちょっと偉そうな意見になってしまうかもしれませんが、今まさに英会話学校に通っている人や、英会話が上手くなりたいけど何を勉強すればいいのか分からないという人に参考になれば幸いです。

英会話ができるということはどういうことか

僕は新卒で働き始めた時に、会社の制度で1年間だけネイティブが講師の英会話レッスンを受講した経験があります。

僕の場合は強制的に受けさせられたのですが、自発的に英会話スクールに通っている人はどんな理由で通い始めたのでしょうか。

ざっくり言えば、英語がうまくなりたいからだと思います。

その先の目標が仕事の幅を広げたいのか、パツキンのお姉さんと仲良くなりたいのかは置いておいて、基本的には英語での会話、いわゆる英会話ができるようになりたくてスクールに通うという人が多いのでしょう。

「英会話ができる」というのはかなり曖昧な表現ですが、その能力は次の2点に要約することができます。

  • 相手の言っている内容が理解できる
  • こちらが言いたい内容をスムーズに伝えられる

どちらも難しいのは確かですが、多くの人が英会話学校に求めるのは、2つ目の点、つまり言いたいことをスムーズに相手に伝える能力をあげることだと思います。

単語を並べればもちろん言いたいことは通じるかもしれないけれど、高いお金を払ってスクールに通う人は、それが目標ではないですよね。

相手との会話の中で、ある程度しっかりした文として英語を発したいわけです。それもできればペラペラと流暢に。

試行錯誤の末にTOEFL iBTのスピーキングのテストで27点を出した自分自身の経験を踏まえると、英語を話せるようになるには、ともかく英語を話さなければダメです。

同義反復にも読めるかもしれませんが、野球を見ているだけではホームランが打てないのと同じで、素振りをするなり、バッティングセンターに行くなりという訓練は必ず必要です。

毎週英会話学校に行っても英語が上達しないわけ

英会話学校に通うという選択肢は、言いたいことを英語で相手に伝えるという能力を上げるのに適した勉強法だとは思えません。

その理由は3つあります。

1回のレッスンで英語を話す時間

英会話学校のレッスンでどんなことを学んでいますか?

ネイティブならではのおしゃれな単語や表現なんかも習っているかもしれません。

それでは、1回のレッスンであなたが英語を口にしている時間は合計でどれくらいですか?

例えば、60分のマンツーマン授業で、10分以上は自分が話しているという人は、既に相当レベルの高い人だと思います。

先生が色々話をして、たまに質問されて、「イ、イエス……」と単語を一言、二言返すだけって人も多いはずです。

グループレッスンなんてもっとひどいでしょう。1回の授業で自分が話をしている時間なんて合計3分もあれば上出来だと思います。

高い授業料を払っているのかもしれませんが、英会話のレッスンで本当に意味のある時間はとても短いんです。

趣味でも勉強でもなんでもいいですが、週に5分やるだけで上達できるものって何かありますか?

ちょっと考えてみると、英会話学校に行くっていうのは、実は凄い効率の悪い勉強方法だということが分かります。

週一のレッスンだけで満足してませんか?

これが一番肝心な話です。

週に1回、英会話学校に行っているとして、他の日は何をしてますか。家でもきちんと勉強していますか。

僕の周りにも英会話学校に行っている人は結構いました。でも、彼ら、彼女らの話を聞くと、それ以外に何もやっていないんです。

恥ずかしながら僕自身が英会話の授業を受けていた時もそうでした。そしてもちろん上達なんてしませんでした。

英会話学校に通っているということで、みんな満足してしまうんだと思います。

授業料が高いのもその一因です。高いお金を払っているんだから、英会話学校の授業だけでも英語が上達しているはずだと思い込んでしまうんです。

でも冷静になればわかるはずです。週に1回のレッスンで英語が上達するんだったら、今頃日本人はみんなペラペラです。

あなたがNOVAの経営者だったら

最後に英会話学校は生徒のレベルを上げるモチベーションに乏しいという構造的な問題に触れます。

もし、駅前留学で英語がすごい上達して、問題なく英語で会話ができるようになったらあなたはその英会話学校に通い続けますか?もちろん辞めますよね。

これは英会話学校にとって問題です。英会話学校は、頑張って生徒の英語力を伸ばすと、その生徒がやめてしまうというジレンマがあるわけです。

NOVAだってベルリッツだって、すべて民間企業です。いかに多くの生徒を囲い込むかを考えています。

ということは、英会話学校から卒業できるようなレベルにまで上達してもらっては困るんです。

もしかしたら、あなたの先生は熱心に指導してくれているかもしれません。でも、それはきっとあなたの英語がたいしたレベルじゃないからです。ちょっとぐらい上達しても、まだまだ英会話学校を卒業するには程遠い英語力だからです。

そして、そもそも週1回の授業なんかでは、そう簡単に上達するわけないということを先生たちは絶対に知っています。

もちろん実際にはこんな銭ゲバなスクールばかりじゃないと思います。情熱をもって日本人の英語力をアップさせようと考えている所もあるのは僕も承知してます。

ただ、少なくとも生徒の英語力を伸ばすということが英会話学校の利益とは相反する構造になっていることは認識しておくべきだと思います。

まとめ

今回の記事では、英会話学校に通っているだけでは英会話が上達しない理由として3点をお伝えしました。

  • レッスンで英語を使っている時間は非常に短い
  • 英会話スクールに通っているだけで満足してしまう
  • そもそもスクールは生徒の英語力を伸ばすモチベーションが低い

煽り気味に英会話学校批判を繰り広げてしまいましたが、みなさんの周りに英会話学校に通って英語がペラペラになった人っていますか?

じゃあどうやって勉強すれば良いのかは別の記事としてまとめました。ぜひ読んでみてください。