妖怪ウォッチがポケモンに敵わないことが分かる5つの市場規模データ

ポケモンと妖怪ウォッチってどっちがすごいの?

最近よく耳にする質問です。

今回の記事では、飛ぶ鳥落とす勢いの妖怪ウォッチとそのライバルとされるポケモンを市場規模の点から比べてみたいと思います。

ポケモン vs 妖怪ウォッチ

先日のレベルファイブの新作発表会では、3DSの妖怪ウォッチ3の舞台がアメリカになることや、今後の海外展開について報告されていました。このニュースは、海外のゲームサイトでも取り上げられており、非常に多くの注目を集めていました。

さて、飛ぶ鳥落とす勢いの妖怪ウォッチですが、何かと比較されるのがポケットモンスターです。「妖怪ウォッチは既にポケモンを超えた」などという声が聞こえることもありますが、いろんな数字を見てみると、ポケモンの壁はそう低くないことが分かりました。

こういう記事を書くと、アンチ妖怪ウォッチと誤解されそうですが、全く違います。

東に妖怪ウォッチが欲しいという息子がいればヨーカドーに並んで買ってやり、西に新しいメダルが出たという情報があれば開店前からイオンに並んでやりました。

はい、甘い親という批判はあまんじて受け入れます。

もちろんその1年前までは、毎晩のように、ポケモンカードバトルで息子のミューツーにこてんぱんにされていたわけです。日曜日はポケモンゲットTVで一日が始まるという時期もありました。

ですが、他の多くの子供達と同じように、ある時からうちの息子も手のひらを返すようにポケモンから妖怪へシフトしていきました。

ショッピングセンターで妖怪ウォッチの筐体に人だかりができている横で、あれだけ人気だったポケモントレッタが子供から見向きもされていない様子に、平家物語の一節が不思議と頭に浮かんだものでした(妖怪のせいかもしれません)。

と、くだらない前置きはこの辺でやめます。

今回、ポケモンと妖怪ウォッチの売上などに関するいくつか数字を比較してみると、あらためてポケモンはすごいと感じざるを得ませんでした。

ポケモンと妖怪ウォッチの比較5番勝負

それでは、5つの代表的なデータを紹介していきます。

ゲーム売上本数

両タイトルとも、典型的なメディアミックスの成功例ですが、やはりまずはゲームの売り上げから見ていきましょう。

レベルファイブの2015年4月3日付のプレスリリースによると、

ニンテンドー3DSソフト『妖怪ウォッチ2 元祖/本家/真打』累計出荷本数600万本突破!

すごいですね。最初の妖怪ウォッチの売り上げが150万本くらいなので、合計で約800万本弱というところでしょうか。たった3本のソフトで800万本というのはさすがです。

一方のポケモンです。

株式会社ポケモンの「ポケモンの規模に関するデータ」によると、これまでのポケモンを冠したゲームの売上は、全世界で2億7000万本以上!とのことです。

郷ひろみも驚きのエキゾチックです。

それでは、他のデータも見てみましょう。以下、ポケモンに関するデータは株式会社ポケモンの情報をもとにしています。

TVアニメの放送国数

妖怪ウォッチは、日本以外でも、韓国、台湾、香港、中国、フィリピン、シンガポールでテレビ放送されている、あるいは放送予定のようです。

一方のポケモンのテレビが放送されているのは93の国と地域

歴史を考えたら当然の差かも知れませんが、ポケモンを放映していないところを探すほうが難しいというくらい、世界中にピカチューがいるわけです。

もちろん現在僕が暮らしているイギリスでも放送されています。

劇場来場者

テレビの次は映画です。昨年の冬に公開された妖怪ウォッチ劇場版第1弾ですが、2週間強で約500万人の来場があったそうです。ニュースでもその人気ぶりが取り上げられていましたね。

一方、ポケモンは日本国内での累積劇場来場者数が約6752万人だそうです、、、

日本人の2人に1人は見ている計算になりますね。

トレーディングカード

両タイトルとも、さまざまな関連グッズやトイを売り出しています。

最近では、妖怪ウォッチのおもちゃを扱うバンダイがウハウハとのニュースもあります。さて、関連グッズの代表格であるトレーディングカードを比較してみましょう。

2015年1月15日の株式会社バンダイのプレスリリースに妖怪ウォッチとりつきカードバトルに関する報告がありました。

大人気の「妖怪ウォッチ」のトレーディングカードバトル! 『妖怪ウォッチ とりつきカードバトル』累計出荷枚数1億枚突破!

1億枚ということは、ざっくりと日本人は1人1枚は持っているということですね。

もちろんポケモンも負けてはいません。

と言うより、圧勝です。

ポケモンカードの累計出荷数は215億枚以上だそうです。

世界のみんなが1人1枚どころか、1人3枚持っている計算になります。

イギリスでも、トイザらスのようなおもちゃ屋に行くと、レジの横にあの袋が並んでいます。

全市場規模

最後に、全部のせしたトータルしてそれぞれの市場規模がどのくらいなのかを比べましょう。レベルファイブのプレスリリースによると、

『妖怪ウォッチ』の関連商品市場規模が2,000億円を突破しましたことを、お知らせさせていただきます。

お知らせありがとうございます。

2000億円ということは、日本人1人あたり2000円近くを使っているということですね。小学生の子供がいる我が家はとても1人2000円じゃすみませんでしたが。

さて、ポケモンです。

ポケモントータルの市場規模はなんと4.4兆円です。

もう化け物ですね、モンスターだけに……。

ちなみに、スターウォーズやハリーポッターの市場規模がいずれも約2兆円ということからも、この4.4兆円がどれほどの数字か分かってもらえるんじゃないでしょうか。

ポケモンの規模に関するデータ(株式会社ポケモン)

妖怪ウォッチはどこまでポケモンにせまれるか

ご覧いただいたように、これまでの実績で比べると、ポケモンが妖怪ウォッチを完全に圧倒していることがわかります。ポケモンビジネスってやっぱりすごいんです。

ポケモンは1996年に生まれ、もうすぐ20周年を迎えようとしています。一方、妖怪ウォッチは世に出てからまだ3年もたっていません。

というわけで、累計で比較するというのはずるかったかもしれません。

妖怪不祥事案件でいうところの、いわゆる「ちょっとアンフェアーな比較で、ポケモンのすごさをゴリ押し」してしまいました。

ただ、今回の記事の狙いは、妖怪ウォッチの快進撃に水を差すことではなく、いかにポケモンがすごいかという感動をシェアしたかっただけです。

冒頭でも触れたように、妖怪ウォッチも海外展開を進めていくようなので、ピカチューとジバニャンが日本発のキャラクターとして共に世界中の子供に愛されると嬉しいですね。

***2016年7月15日追記***

ポケモンGOが大変なことになっています。イギリス在住のメリットを活かして一足先にやってみました。

やっぱりポケモンだわ。