イタリア発のスパークリングワイン「プロセッコ」をおすすめする理由

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僕が暮らすイギリスでは昨年「prosecco(プロセッコ)」というスパークリングワインが非常に人気になりました。

今回の記事では、一年のうち360日はお酒を飲んでる僕が最近お気に入りのこのプロセッコについて紹介します(もちろん、グラス片手にほろ酔いで)。

第3のスパークリングワイン「プロセッコ」

まず、プロセッコとはどんなお酒なんでしょうか?ウィキ先生に聞いてみたところ、こんな答えが帰ってきました。

プロセッコ(Prosecco)はイタリア・ヴェネト州で生産されるブドウ品種。またはこのブドウを主に使用した白発泡ワイン。通常、DOCワイン、プロセッコ・ディ・コネリアーノ(Prosecco di Conegliano)のことを指す。

Wikipediaより

プロセッコはスプマンテ、いわゆるスパークリングワインの一種ですが、プロセッコ(グレラ種)というブドウの品種を使ったものです。

必ずしもプロセッコ種を100%使わなければいけないというわけではなく、15%までは他の品種を混ぜることを認められています。言い換えれば、プロセッコ種が85〜100%のスパークリングワインというわけです。

プロセッコという名前は、この品種が生まれたとされるイタリアの街の名前に由来しています。

ウィキペディアの説明にあるDOCとは、デノミナツィオーネ・ディ・オリージネ・コントロッラータ(舌噛みそう)の略で、日本語では原産地認定を意味します。指定された地域で、認可された製法で作っている食品ですよっていう証ですね。

実は先日何気なくBBCを見ていたら、2015年にイギリスでヒットした商品が紹介されていたのですが(日経トレンディのヒット商品番付みたいな感じ)、このプロセッコも見事ランキングに入っていました。

フランスのシャンパン、スペインのカヴァについで、第3のスパークリングワインと呼ばれることもあるそうです。

プロセッコをおすすめする3つの理由

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プロセッコ・ゾーニン

このプロセッコをおすすめする理由はいくつかあるのですが、特にワインの初心者に強くおすすめしたいと思っています。

フルーティーで飲みやすい味

シャンパンに色々な味があるように、プロセッコも製造所によってもちろん味が違います。

ただ、一般論としては、プロセッコは通常のスパークリングワインと比べて、りんご、梨、桃といったフルーツの香りが強く、甘さも比較的強いので、非常に飲みやすいです。

飲みやすいので、ついついたくさん飲んでしまいがちですが、アルコール度数が10〜11%と、通常の白ワインより少し低めなので、アルコールがそれほど得意じゃない人にもおすすめです。

フルーティーでアルコール控えめということもあってか、イギリスでは特に女性に人気があるようです。

リーズナブルな価格

プロセッコの平均価格帯は1500〜2000円と、ブランド物のスパークリングワインとしては非常にリーズナブルな価格です。

シャンパンだと安いもののでも3000円程度することを考えると、コスパに優れたスパークリングワインと言えます。

実際、シャンパンは特別な日に飲んで、プロセッコはデイリーワインとして普通の日に楽しむために購入という人も多いようです。

ヴィンテージとかを気にする必要がない

プロセッコは、シャンパンやカヴァのように寝かせることで味が良くなるわけではありません。というのは、プロセッコはシャンパンやカヴァと違って、ボトルの中での発酵がないからです。

むしろ、時がたつにつれて変な匂いがつくと言われていて、古いビンテージのものではなく、新しいものほど良いとされています。

ワイン通にとっては、「19XX年物は天候が良かったから……」というのが、ワインの楽しみかたの一つなのかもしれませんが、僕みたいな初心者にとっては、最近のものを買っておけばOKというのは分かりやすくて楽です(薀蓄を語れるような渋い大人には憧れますが)。

難しいことは気にせずに楽しむことができるのがプロセッコの魅力です。

カクテルにしてもOK

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プロセッコ・トレヴィーソ

プロセッコは、そのまま飲んでも美味しいですがカクテルの材料としても人気があります。

なんといっても有名なのは桃を使ったカクテル「ベリーニ」です。ベニスのハリーズ・バーで誕生したカクテルで、アーネスト・ヘミングウェイやオーソン・ウェルズが好んで飲んだと言われています。

僕はそのまま飲んでしまうので、カクテルについては詳しくないのですが、ベリーニの他にも、クレーム・ド・カシスと混ぜたプロセッコ・ロワイヤルやプロセッコで作るモヒートも人気のようです。

夏なんかはよく冷えたカクテルも美味しそうですね。

何でもない日のちょっとした贅沢に

価格が比較的リーズナブルなこともあって、イギリスではシャンパンの代用品としても認知されてよく飲まれているみたいです。

さっぱりしていて、魚にも肉にもよく合いますし、しょぼいシャンパンよりはるかに美味しいと感じます。

普通のスパークリングワインじゃ物足りないけど、シャンパンをあけるほどじゃないっていう時などにぜひ試してみてください。

日本でもアマゾンとかを探せばいくらでも手に入ります。そこまでしなくても、大きな酒屋だったら売ってるかもしれません。

忘れてはいけないポイントを一つ。

飲む前に冷蔵庫でキンキンに冷やしてお楽しみください。

ボナ・ペティート!