海外赴任・海外留学の渡航前準備のTo Doチェックリスト【保存版】

飛行機
先日、パソコンのファイルを整理していたら、海外暮らしの準備をしていた時のTo Doリストが出てきました。それはそれはすごい長さのリストになっていました。

これから海外生活を予定している人にとっては参考になることも思うので、記事としてまとめてみます。

量が多いので、まずは渡航前に必要な準備について書きます。

僕の場合はイギリスへの移住でしたが、これだけまとまったページはなかなかないと思うので、その他の国に行く人にとっても役に立つと思います。

自分でTo Doリストを作る時に活用してもらうと書いた甲斐があります。

それでは早速いってみましょう。

渡航先の情報収集

海外赴任・海外留学が決まったら、直ちに現地の情報を集めましょう。のんびりしている暇はありません。直ちにです!

海外赴任について

海外赴任については、ネットでも多くの記事や情報がありますが、必要な情報がコンパクトにまとめられている海外赴任リロケーションガイドという本が大変参考になりました。

海外赴任を予定している人は買って損はないと思います。昔、付箋を貼りながら熟読したのを今でも覚えています。

赴任地の一般情報、パスポート、ビザ

赴任先についてもネットに多くの情報があります。まずは、外務省のHPを参考に、滞在先の国や地域に関する知識やパスポート、ビザの情報を確認しましょう。

「外務省 国・地域」のリンク先にある各国の大使館のHPにも有益な情報が多いです。

外務省 海外渡航・滞在

役所関連の手続き

現在の立場や渡航期間などによって手続きの内容が異なるので、分からない点は市町村のサイトなどでしっかり確認しましょう。

住民票の手続き

渡航前に市町村役場に海外転出届を提出し、住民票を抜いてもらいましょう。これをしないと海外にいても住民税をとられてしまします。

手続きは各市町村のHPに掲載されています。

年金

海外赴任しても会社員や公務員はこれまで同様に年金制度に継続して加入できます。詳しい手続きは、勤務先の担当者に問い合わせましょう。

英語、語学

英語をはじめとする移住先の言語は、移住すればすぐにマスターできるようになるものではありません。また、渡航してすぐに種々の手続きで語学力が要求されるので、事前に出来る限りのことはしたほうがいいです。

僕はそれなりに英語ができると自負していたんですが、やはり海外で不動産を探したり、車を買ったり、銀行口座を開いたりを英語でやるっていうのはかなり大変で、もっと勉強しておけばと後悔しました。

また、海外生活を楽しめるかどうかは語学力が一番のキーポイントです。日本にいるうちから少しでも頑張っておきましょう。

ビザ取得のための規定

国やビザの種類によっては、TOEFLのスコアの証明などがビザ取得の要件になり、一定の語学力を証明できないと海外生活を開始することすらできないことがあります。

各国の外務省などのHPをよく読んで、必要な要件がないかを確認しましょう。TOEFLが要件になっている人には、このブログの記事も参考になるはずです。

日常会話

大学の先生に夫婦でディナーに招待されたり、子供が熱を出して病院につれていかなきゃいけない場面を想像してみてください。

すでにコミニュケーションに問題ないレベルであればいいんですが、そうでなければ早めに取り組むことをおすすめします。

ここでは勉強法などについて細かく紹介することはしませんが、このブログの英語カテゴリーにも、英会話のポイントなどを書いた記事があるので参考にしてみてください。

また、個人的にはオンライン英会話で毎日少しずつでも英語を話すことに慣れるのも有効な手段だと思います。

無料体験ができるのでまずは一度やってみると良いと思います。

ワールドビジネスサテライトや産経新聞でも紹介 マンツーマン英会話

DMM英会話は、時間や場所に縛られずに自由にレッスンできます!

住居・引越し関係

現在、賃貸に住んでいるのであればその契約を解約したり、持ち家であれば売却するか誰かに貸すかなどを早めに決めましょう。

引越し業者の選定、荷造り

海外の引越しはかなり高額になります。業者によって値段もけっこう変わるようなので、面倒くさいですが、複数社に見積もりをとることをおすすめします。クロネコ、サカイ、アートなどの大手はどこも海外引越しをやっています。

当然ですが、航空便は早く着きますが高額で、船便はゆっくりですが比較的リーズナブルです。まずはできるだけ荷物を減らすことも重要です。この機会に断捨離しましょう。

また、エアコンの取り外しにかかる費用や、到着先での荷解きなどの有無などといった細かい点についても、事前に引越し業者とよく打ち合わせをしておきましょう。

大型家具の廃棄、保管

移住先へ持って行かない大型の家具や電化製品は、廃棄、売却、保管のいずれかの手段をとることになります。

海外ではFurnishedと呼ばれる家具付きの賃貸も多いので、各国の事情を把握して判断しましょう。

保管業者に頼むと、温度や湿度が調整されたコンテナで保管してくれますが、家電などは長期間未使用だとその後きちんと動かないことも多いようです。

保管料も安くはないので、年月のたったエアコンや冷蔵庫などは、友人に譲ったり、リサイクルショップで売却するのも一つの手だと思います。

移住先の家探し

イギリスをはじめとする一部の国に限定した話で恐縮ですが、Rightmoveという不動産サイト(英語)で、いろんな賃貸を検索することができます。

Rightmove

事前に希望の物件があれば、渡航後すぐに下見できるようにコンタクトをとるのも手です(すぐに売れてしまうものもあるので、必ずアポがとれるわけではありません)。

また、その地区の家賃の目安を事前に知っておくのも大切です。

職場ではなくて、スーパーや子供の学校からの距離などを優先して決めたほうがいい場合もあります。

お金関係

海外から日本の金融機関に問い合わせをしたりするのは、結構面倒くさいこともあります。事前に必要な整理をして、情報をまとめておきましょう。

ネットバンキングの申し込み

日本の口座を残す人も多いと思いますが、海外から残高を紹介したりするのはネットバンキングが便利です。

申し込み書類の郵送などに時間がかかる場合があるので、各金融機関のHPなどを参考に早めに手続をしておきましょう。

銀行、クレジットカードなどの整理

これを機会に銀行口座、クレジットカードなどの情報を整理しましょう。

海外住所での利用を認めている銀行やクレジットカードもあります。各会社によって取り扱いが異なりますが、HPなどで確認の上、必要であれば住所を実家の住所などに変えたり(自己責任で)、解約するなりしましょう。

対応する通帳や印鑑についても一覧にしておくと良いと思います。僕の場合は、コクヨのノートにまとめていました。必要な情報が一冊にまとめられるので便利です。

カードなどを紛失したり、パスワードを忘れた場合の連絡先などについてもまとめておくと後で助かる場合があります(実体験あり)。

クレジットカードの追加

いざという時のためにクレジットカードは2枚以上持っていくことをおすすめします。

僕はもともとVISAしか持っていなかったんですが、ヨーロッパを旅行中に、VISAが使えなくてアメックス、マスターカードがOKという所があって、苦労しました。逆にアメックスやマスターカードが使えないレストランも沢山あります。

場所によって、使えたり使えなかったりがあるので、VISAとアメリカンエクスプレスといった感じで、異なるクレジットカード会社のものを持っておくと安心です(JCBは海外では使えないところが多いので、海外渡航者にはおすすめできません)。

カード発行は1ヶ月以上かかることが多いので、必要であれば早めに申し込みましょう。ちなもに僕は三井住友VISAカードを使っています。

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海外送金手段の確保

例えば、給料が日本の口座に振り込まれる場合だったり、急遽実家からまとまったお金を用立てる時など、定期的に日本から国外へ送金する必要があります。

銀行口座を利用して送金する場合は、新生銀行の手数料が安いです。

FX口座を使った送金方法もありますが、ちょっと複雑なのでここでは省略します。ググれば色々でてきます。

ライフライン系

ライフライン系は渡航直前まで必要になりますが、解約の方法については早めに確認しておくようにしましょう。

水道、電気、ガスの解約

最近ではいずれもインターネットで解約手続きをとれる場合がほとんどです。契約している会社のHPで確認してみてください。

電話、インターネットの中断、解約

固定電話、インターネットの解約については、ネットワーク会社とプロバイダーの両方の手続きが必要となります。詳細は、契約会社のHPで確認しましょう。モデムやLANカードをレンタルしている人は返却も忘れずに。

携帯は直前まで使うと思いますが、空港のショップで解約できる所もあります。

解約は本人確認が必要な場合も多く、解約前に渡航してしまうと後々面倒くさいことになります。不安であれば、事前にショップにいってスタッフに聞いてみましょう。

SIMフリーの携帯電話であれば、そのまま海外でSIMカードだけを入れ替えて使える場合が多いです。

子供の教育関係

家族で移住することになった場合、特に子供連れの場合は大変ですが、その分家族みんなにとって素晴らしい経験になるはずです。そのためにも、きちんとケアしましょう。

子供への伝え方を考える

子供関連の手続きはいろいろありますが、まず大切なのは子供にいつ、どのように海外で暮らすということを説明するかを夫婦でよく相談しましょう。

これには正解はないと思いますが、仲の良いお友達と離れ離れになったり、海外での生活に不安を感じたり、子供ながらにショックは大きいはずです。

うちの場合は、早く彼らに英語の勉強をスタートさせたいという気持ちもあって、海外移住が決まった段階ですぐに子供に話をしました。

学校への届け出

現在通っている学校には早めに連絡しましょう。塾や習い事に通わせている場合は、そちらも忘れずに。

日本の教科書の受領

海外生活が一年以上になる場合、小学生、中学生は無料で教科書をもらうことができます。渡航時期や渡航期間によって手続きが違います。

教科書の配布をしている海外子女教育振興財団のHPを見てみてください。

公益財団法人 海外子女教育振興財団

現地での学校探し

現地にどんな学校があるか、事前にインターネットなどで情報を集めておきましょう。最近では多くの学校がホームページをもっているので、自分が住む予定の地域の学校のページなどを子どもと一緒に覗いてみるのもおすすめです。

まずは現地校か、日本人学校か、はたまたインターナショナルスクールかを決める必要があります。こちらの記事も参考に。

イギリスでは、全ての小学校を公的機関が定期的に査定して、そのレポート(Ofsted report)を誰でも見ることができます。こういったレポートも子供の小学校選びの参考にしてください。

 Ofsted

また、小学校のHPがあるところがほとんどなので、そのHPを参考に事前にメールなどでコンタクトをとり、下見(school tour)のアポを取り付けておくと完璧ですね。

医療関係

海外では保険制度がなどが異なり、医療費が高額になることもあります。日本でできることは日本でやっておきましょう。

医療保険の見直し

医療保険についは、海外赴任した場合にどういった扱いになるのかを契約書などを読んで確認しておきましょう。

必要に応じて、退会やプランの変更を検討しましょう。

健康診断

会社勤めの人は会社が指定する診療期間などで受診できるかもしれませんが、扶養されている配偶者の人もできるだけ受診するようしましょう。

また、その際に英文の診断証をもらっておくと、現地で大きな病気にかかった時などに役に立ちます。

予防接種

国によっては予防接種がビザの条件になることもあります。複数の予防接種を打つ場合は、間隔をあけなければいけない場合があるので、早めに確認しましょう。

厚生労働省のサイトに、各國や地域ごとに必要な予防接種の種類などがまとめられていて非常に参考になります。

受けた予防接種は、時期とそのワクチンの英語名を記録しておきましょう。

厚生労働省 FORTH

歯科検診

海外の歯医者は保険がきかず、びっくりするほど高額なことが多いです。歯医者のためにイギリスから日本に一時帰国する人がいるほどです。

事前に歯医者で虫歯がないかをチェックしてもらい、虫歯があれば必ず治しておくようにしましょう。これは子供も同様です。

その他

その他にやるべきことをリストアップしておきます。

NHK

NHKと契約している人は解約手続きをしましょう。

公式サイトを見てもどうやって解約すればいいのかの情報がめちゃめちゃ分かりづらいのですが(さすがみなさまのNHK)、NHKに直接電話をすればOKです。

海外に行くので解約したいと伝えると、解約申込書を送ってくれますので、それに記入して返送してください。書類のやりとりに時間がかかるのと、返金が1ヶ月単位なので早めに連絡をしましょう。

NHK 受信料の窓口

新聞の解約

新聞は、自分の地域の販売店に電話すれば解約できます。事前に何月何日までと伝えておけばOKです。

郵便局の転居届け

郵便局に転居届を出すと、1年間郵便物を転送してくれます。実家などを転送先にしておくと良いと思います。

現在では、郵便局のHPからオンラインで申し込むことができます。下のリンク先に申し込みのページがあります。

郵便局 e転居

赴任先の当面の宿

当然ですが、到着してその日に家を見つけるのは困難です。最低でも1週間程度滞在できるホテルなどを確保しておきましょう。

特に家族が一斉に渡航する場合、十分な日数の宿をあらかじめ確保しておきましょう。

自動車

移住先で運転するための国際免許や、現在使用中の自動車の売却や保険の中断など、こちらもやることはたくさんあります。

国際免許証の取得

国によっては日本の免許だけで運転できるところもありますが、現地の警察などがそれを把握していないことがあるようなので、移住先での運転を予定している人は国際免許証の取得をおすすめします。

申請には現在の免許証とパスポートが必要ですが、免許センターに行けば、比較的短時間で作ってもらうことができます。

詳細は都道府県によって異なるので、警察庁や各都道府県の運転免許センターのHPを確認してください。

警察庁 運転免許関係書手続き

車の売却

これまで乗っていた車を海外で使うには、高額な輸送費や海外での車両登録が必要になるので、基本は売ることになると思います。

愛車の売却は複数の会社に見積もりを頼んで、買取価格を比べるようにしましょう。我が家の場合は4社に見積もりを頼んで、会社によって250-180万の開きがでました。

また、渡航当日に空港で乗り捨てができるところや、代車を用意してくれる所もあるので、条件やオプションを確認しましょう。

大手買取り会社の一括査定は下のリンクから申し込めます。

楽天の中古車一括査定でもれなくポイントゲット!

駐車場の解約

契約内容を確認して、契約先には早めに連絡するようにしましょう。解約は1ヶ月前までに連絡というところが多いようです。

自動車保険の中断証明書、英文無事故証明の入手

海外から日本に戻ってきた際に、これまでの等級を継続して利用できるように、保険会社に連絡して中断証明書をもらいましょう。

また、海外で運転を予定されている人は、あわせて英文の無事故証明を入手しておきましょう。移住先での保険料が安くなる場合が多いです。

詳細は、契約先の保険会社に確認してみてください。

JAFの一時休会届け

JAFは5年以内であれば休会することができます。退会とは違って、再度加入する際の入会金が不要になります。

JAF総合案内サービスセンター

やることは沢山

ともかく準備期間はあっという間に過ぎていきます。直前でバタバタするのは精神的にもつらいです。早め早めに必要な情報を集め、できることは早めに済ませてしまうことがポイントです。

また、今回紹介したリストも参考にして一度自分でリストを作ることを強くおすすめします。今回は分野ごとにまとめた記事にしましたが、自分でリストを作るときは時系列でまとめておくと楽です。

どれだけ準備したとしても、何らかのトラブルはつきものです。あとになってみればそのトラブルもいい思い出になることがほとんどだと思います。ストレスを溜めないように、楽しんで準備を進めてください。

他にも必要な準備を思い出したら随時追記していきたいと思います。

もしこの記事が結構読まれるようであれば、渡航直後に必要なことのリストなんかも作ってシェアしたいと思います。