TOEFL iBTスピーキングのテンプレートと回答例(Independent編)

speaking_sample_answersこのブログでは、TOEFL iBTの勉強法についていくつか記事を書いていて、どれも多くの人に読んでもらっています。

スピーキングの勉強法についてもこれまでに書いているんですが、今回はちょっと趣向を変えて、具体的な回答例とテンプレートを紹介してみたいと思います。

日本人にとってはスピーキングが一番の難関だというは一致した意見だと思います。

僕自身、帰国子女などではないのでスピーキングには苦労しましたが、それでも最終的には27点までいきました。

その僕がどんな回答をしたかというのはいわゆる純ジャパの人には結構参考になると思いますので、読んでみてください。

Independent Taskについて

まずはTOEFLのスピーキングセクションのIndependent Taskについて簡単に復習しましょう。

スピーキングセクションでは6つの問題が出題されますが、そのうち1問目と2問目がIndependent Taskと呼ばれるスタイルの問題です。

ここでは、あるお題が出され、それについてマイクに向かって英語で回答します。

いずれの問題も準備時間が15秒、回答時間が45秒です。

一問目は、人、場所、物、などについて自由に回答することを求められる問題です。

一方、二問目は、あるお題に対して賛成か反対かの2択、あるいは3つのアイテムから1つを選ぶといったように、選択肢の中から回答を選び、それを選んだ理由と一緒に回答するという形です。

どちらの設問も4点満点で採点されます。

全体で100点以上を目指す人は、最低でも3点、できれば4点を狙って行きたい所です。

ここで大事なのは、3点狙いと4点狙いでは取り組み方を変えるべきだということです。

やっぱり、とりあえず何とか英語でコミュニケーションをとっているという3点レベルと、コミュニケーションに大きな問題が無い(ように感じられる)4点というのは全然違います。

そこで、3点狙い、4点狙い、それぞれでどのように回答するべきかをまとめました。

3点狙いの人向け

まずは3点を狙う人に向けたアドバイスです。僕も最初はこのレベルでした。

3点狙いのテンプレ

各お題で4点満点中3点を狙う場合、テンプレを活用するのが間違いなく一番の近道だと思います。

巷に溢れているテンプレを活用すればいいと思いますが、例えば、1問目の回答としては、こんな感じのテンプレを準備して頭に叩き込みます。

"It's a very difficult question and a lot of answers are coming up to my mind. But if I have to choose one, I would choose .... This is because .... In addition, ..... So, X is the best option for me."

もうどんな質問が来ても、とりあえずこの型に組み込む。場所だろうが、人だろうが、物だろうが。

2問目も同じです。

"It's a very difficult question because each choice has both some good points and bad points. But if I have to choose one, I would choose X. This is because .... In addition to that, ..... So, I think X is a better option."

3点狙いの注意点

テンプレを活用するとはいえ、テンプレだけスラスラ言えて、肝心の中身が全く……っていう状態だとコンスタントに3点を取るのは厳しいと思います。

また、45秒の途中や最後に長い空白があるのもダメです。

とにかくテンプレを使ってでもなんでもいいので、45秒間しゃべり続けて、聞かれた設問にそれなりに回答できていれば3点は確実です。

正直なところ、発音が多少悪くても全く問題ないと思います。

4点(最高点)狙いの場合

続いては、3点が安定してとれてきて、いよいよ最高点を狙うという欲深きハイレベルなみなさんへのアドバイスです。

4点狙いの回答例

テンプレ頼みのちょっと不自然な英語で安定して4点を狙うのは難しいというのが僕の印象です。

たとえテンプレを使ったとしても、テンプレ以外の部分との差がないような自然な流れにする必要があります。

僕が過去に書いたスピーキング勉強法の記事などを参考に、スムーズにスピーキングするのに慣れていってもらうしかありませんが、参考のために、回答例を作ってみます。

教科書に載っているような「そりゃあこれが真似できれば満点とれるけど……」という非現実的な例じゃなくて、だいたい3点は安定してきたというレベルの人の回答として現実的なものを作ったつもりです。

設問:訪れてみたい場所は?

"It's a bit difficult question because I want to visit a lot of cities. But if I have to choose one, I would choose London. First of all, I am quite interested in watching a professional football match in London. I have been practicing football for a long time since I was 5, and watching a professional football match in London is my dream. I am also intersted in architectures in London. I saw some pictures of buildings in London and they were so beautiful. For example, I was very impressed by a picture of Buckingham palace. I really want to see it. It's true that a flight to London from my country costs me a lot of money, but I ...."

設問:会ってみたい歴史上の人物は?

"Definitely, Einstein. I have a couple of reasons for choosing him. I believe he is the greatest scientist in history and as a Physics student, I really adore him. He is a kinda my hero. It's like a lot of kids respect professional football players.  When I first read the theory of relativity, I was so impressed by its originality although it was a bit difficult to me. So, I really would like to talk to him and ask a lot of questions about his theory. I also respect his human side. Some people think he invented an atomic bomb, but it's not true. According to some of his biographies, actually, he was acting against nuclear weapons and ...."

設問:親は子供に携帯電話を持たせるべきですか?

"I think it's a very controversial issue, but in my opinion, it's a good idea for parents to give a mobile phone to their children. First of all, children would be safer if they have a mobile with them. For example, they can contact their parents whenever something happens or in case of danger. In addition, parents can find where their child is by using GPS whenever they want. And, I would like to add that children can learn technology by using mobile phones. Mobile phones are a small computer. So by using them everyday, like, texting their friends and using some apps,  children can understand how they work and  .... "

4点狙いの注意点

まずこの回答を読んでもらえれば気づいてもらえると思いますが、とてもシンプルな英文を続けています。

参考書には「難しい表現を使うことで……」と書いたものもありますが、短い準備時間ではちょっと現実的じゃない気がします。

僕の経験上、シンプルな英文でも十分に4点はとれます。僕が実際に試験を受けた時は、上に書いた回答例よりもっとシンプルな英語で4点をとってたと思います。

ただ、45秒の回答時間の間、休みなくしゃべり続けていました。

最後に話すことがなくなってきたら、"I konw that a lot of people prefer ...."といったように、他の人の考えや他の選択肢についてもしゃべってみたり、ともかく45秒でまとめようとはせずに最後までしゃべるようしました。

TOEFLの公式ガイドには、スピーキングの細かい採点基準が書かれていますが、実際には、審査員はこの基準にきちっと照らしあわせながら採点しているのではなく、聞いてすぐに感覚的に採点しているそうです。

この受験者は英語でのコミュニケーションを苦にしていないという印象を与えることが非常に大事だと思います。

発音よりもアクセント

3点狙いにしろ4点狙いにしろ、細かい発音はそれほど気にする必要はないと思います。ただ、アクセントやリズムは大事です。

僕が海外で会った外国人が日本人のスピーキングに対して言うのは、アクセントが限りなく弱いということです。

ネイティブのようにアクセントやリズムを付けるには、自分で自分の英語を聞くことが一番です。

TOEFLの勉強を始めた時に初めて自分の英語を聞いてみましたが、びっくりするほど平坦で、アクセントやリズムが皆無な英語をしゃべっていました。

アクセントやリズムは、自分のスピーキングを聞けば、自分の悪いところがわかるので、自分で修正することができます。

スピーキングの練習では絶対に自分の回答を自分自身で聞いてみてください。めちゃめちゃ恥ずかしいですけど、絶対に力になります。

 まずは瞬間英作文

スピーキングにかぎらず、TOEFL iBTの勉強法についてはいくつか記事を書いています。スピーキングに関して、下の記事なんかも参考になると思います。

勉強法を紹介する記事にも書いたとおりですが、スピーキングの近道は瞬間英作文です。

毎日10分でもかなりの効果があると思うので、ぜひやってみてください。