ベトナムの小学校3年生向けの算数の問題が難しすぎる

しばらく前に、シンガポール発の子供向け論理パズル『シェリルの誕生日』がSNSを中心に世界中に拡散していましたが、今度は同じ東南アジアのベトナムから、小学校3年生向けの算数の難問が届きました。

シンガポールの論理パズルはもう古い

vietnum-math

出典: VnExpress(ベトナム語)

問題はいたってシンプルです。画像をもとにして、以下を考えてください。

You need to fill in the gaps with the digits from 1 to 9  so that the equation makes sense, following the order of operations - multiply first, then division, addition and subtraction last (each of the numbers only occurs once).

1から9の数字を1つずつ使って図の空欄を埋め、式を完成させてください。掛け算が最初、ついで割り算、足し算、引き算という計算の順序を守って下さい。

この問題は、5月20日の朝にThe gurdianオンライン版のこちらの記事で紹介されていたものですが、同日の夜11時現在で、すでにシェアが2000を超えています。もともとは、ベトナムの小学3年生(8歳相当)向けの算数の問題の中に入っていたそうです。単純な加減乗除の計算ですが、9箇所に9個の数字ということで、9! = 362880もの組み合わせの中から答えを見つける必要があります。

おそらく、大人にとってもちょっと考えないと解けない問題です。もとの記事にはこんなコメントもよせられていました。

Without even trying, I know I cannot.

試してすらいないけど、俺に解けないってことは分かる。

ここまで難問だと、8歳にとっては、、、

先日、今回の問題の対象年齢と同じく8歳になる僕の息子が小学校から面白い算数の問題を持って帰ってきたので、このブログでも紹介しました。その問題も8歳が解くにはなかなかの難問でしたが、さすがに今回のベトナムの問題に比べれば全く大したことはないです。

中学生以上であれば、空欄に端からa, b, c,,,, iとおいて方程式を整理してから、各欄に入る数字を絞っていくというのが王道だとは思います。これで答えは出るんですが、方程式も知らない8歳でこれが解ける子供がほとんどいないんじゃないかと思います(ひょっとしてベトナムでは8歳で方程式を習うのか?)。

ちなみに、答えは複数あるので、それを全てというともっと難しくなります。もとの記事のコメント欄を見ると、簡単なコードを書いて、全ての解を導くという荒技を使っている人もちらほらいました。僕には思いつきませんでしたが、もっとエレガントな解法もあるのかもしれません。正直なところ、今回の問題はシンガポール発の子供向け論理パズル『シェリルの誕生日』やイギリス発の問題と比べて特に良問というわけではありませんが、頭の体操にどうぞ。

アイキャッチ画像: Thomas Galvez